2017年7月5日

（6/28、29、30活動記録より）

　６月最終週。プール遊びがはじまりました。梅雨らしい天候にもなりましたので、できる日もあればできない日もありましたが、水をたたえ、ゆらゆらきらめくプールを見るだけで、夏の訪れを感じます。

　月刊誌「かがくのとも」の７月号は、水がテーマ。その名も「みずのつぶがあつまると」。葉っぱの上の小さな水の粒が、集まって、集まって、最後は果てしなく大きな海になります。科学的でありながら、ロマンを、哲学を感じ、とても素敵な作品だなと思います。子どもたちは、ストライクではまる人、よくわからん～という人、両方の反応がありました。

　「だるまちゃんとかみなりちゃん」は、加古里子（かこさとし）さんのだるまちゃんシリーズの一冊、初版は1968年で、半世紀にわたって愛され続けています。雷の国のプールや、雷の街、稲妻通りを描いた場面が、私も子どもの頃から本当に大好きで、何回見たかわかりません。細部まで描き込まれていて、見るたびに新しい発見があるのです。今回、今春絵本室に購入した大型絵本で読みましたので、より見やすく、こどもたちもあちこちで、発見を声にしてくれました。

　お帰りは夕涼み会を前に七夕にちなんだ紙芝居。主人公の男の子の気持ちになってはいりこんでいる様子が、どの班からもみてとれました。

 読みきかせ教室　年中・年長担当

　　　　　　　　　　　二宮美奈　大野裕香