読みきかせだより(年少)一学期のまとめ
2025年7月16日
ひまわりが空に向かって背伸びを始める頃、1学期の読み聞かせ教室が無事に終了いたしました。
はじめの頃は、緊張や戸惑いが見られた子どもたちも、今では教室に来ると、「先生、来たよー!」「○○くん、お休みよ」「今日、本屋さん(絵本室のこと)行きたい!」などと、笑顔で声をかけてくれるようになり、成長をうれしく感じています。
絵本への関心も日々高まり、読み聞かせが始まると、自然にお話の世界へ入り込んで、最後まで集中して聞く姿も見られるようになりました。紙芝居やパネルシアター、人形や道具を使ったお話なども、目を輝かせて楽しんでくれています。これからも、様々なお話のスタイルを継続して取り入れていこうと思っています。
絵本室では、お気に入りの絵本を見つけるのがとても上手になりました。「先生、これ読んで!」とやってきて、読み終えるとまた次の1冊を見つけて持ってくる姿は、とても微笑ましいです。お友だちが読んでいる絵本に興味を持ったり、表紙が気に入って手に取ったりと、ジャンルの幅も少しずつ広がってきているようです。
5月から始まったワークは、テキストを使用しながら、鉛筆の正しい持ち方を意識し、ぐるぐる線や縦・横の直線、半円などの練習に取り組みました。難しい線もありましたが、多くの子が意欲的にチャレンジし、楽しみながら取り組む様子が見られました。
工作ワークとして、1学期の最後には、ゾウや帽子の絵に色を塗り、吹きゴマの製作を行いました。最初は吹いてもうまく回らず、悔しそうにする場面もありましたが、練習するうちに回せるようになり、達成感に満ちた嬉しそうな表情がとても印象的でした。
今後も、子どもたち一人一人が生き生きと活動できるよう取り組んでまいります。2学期も引き続きよろしくお願いいたします。
読みきかせ教室 年少担当
永井直美 黒木裕恵