読みきかせ教室だより(年少) 一年のまとめ
2023年3月13日
あたたかな春風が心地よい季節です。
お陰様をもちまして、今年度の読みきかせ教室が、無事終了いたしました。保護者の皆様には、ご協力を頂き、本当にありがとうございました。
さて、この1年で、子どもたちにとって、絵本はより身近で大好きな存在になりました。教室にやって来ると、必ず誰かが「先生、絵本室行くん?」と、待ちきれない様子で尋ねてきます。絵本室では、気に入った絵本を「先生、これ読んで!」と持ってくる子、毎週同じ絵本を一人でじっくり見る子、パズルに真剣に取り組む子・・・それぞれが好きな場所で自由に楽しんでいます。3学期には、お友だちと仲良く絵本を楽しむ様子もよく見られました。言葉でのやり取りも、上手になってきたようです。
最終日には、お話で春を感じて貰おうと、絵本「はらぺこあおむし」と、パネルシアター「土の中から」を実施しました。
「はらぺこあおむし」は、どこかで1度は目にしたことがある絵本なので、退屈に感じる子もいるのでは・・・。そんな私の心配をよそに、「はらぺこあおむし」の歌を歌ってくれたり、あおむしが蝶になる場面を期待を込めた表情で見つめたり、最後までしっかり聞いていました。
「土の中から」では、春、土の中から出てくる生き物や植物の名前を当てるクイズにチャレンジしました。ツクシは少し難しかったようですが、タケノコやミミズ、モグラ、チューリップ等は、しっかり答えてくれました。「チューリップ」の歌も、両手でお花の形を作りながらみんなで歌いました。
教室の最後には、がんばったご褒美に、一人ずつメダルをプレゼントしました。メダルをかけた子どもたちは、堂々として誇らしげに見えました。これからも大好きな絵本と一緒に、大きく大きく成長していってほしいと願っています。
読みきかせ教室 年少担当 永井直美 黒木裕恵