2022年5月27日

（5/20、25、26活動記録より）

５月も後半になり、日中は汗ばむことも多くなりました。子どもたちも、気温の変化、マスクの着用などで、知らず知らずのうちに疲れているものです。変わった様子がないか、見逃さないようにと、改めて思います。

前回こすずめのおはなしを読んだ際に楽しんだ、すずめとからすのなき声で遊ぶ手遊びを元気におさらいしたあと、今回は、にわとりさんが登場する絵本を紹介しました。「コッケモーモー！」というタイトルからも想像できるように、ちょっと鳴き方がヘンです。その後も「コッケガーガー！」「コッケブーブー！」･･･なかなかうまくいきません。みんなも「次はなんなん？」と予想をしたり、「コケコッコーよー！」とその都度教えてくれたり、とても積極的でした。ここまで参加型の絵本になると思っていなかったので、嬉しい驚きでした。子どもたちが能動的に読みきかせを楽しんでいる証だと思います。

その他にも、かくれている生きものをさがす絵本「うみのいきものかくれっこ」や、窓の向こうに何があるのかあてる紙芝居「ふしぎなまど」など、今回は、クイズ感覚でワクワクひきこまれる作品をたくさん楽しみました。まだ少し集中が続かない子どもたちには、ぐっと心を向けるきっかけにもなりました。

読みきかせ教室　年中・年長担当

二宮美奈