2020年7月17日

（7/15、16活動記録より）
今年もまた、大雨が各地に甚大な被害をもたらしています。ニュースでその様子を見たと話してくれた子もいました。夏の災害はこれからが本番、子どもたちとも意識を高めておきたいと思います。
さて、休講の振り替えで、今年は少し長めの一学期、課外教室も７月末まで続きます。夏色のおはなしを、いつもより長く楽しめるなと、私もワクワク準備しています。コロナの心配が消えませんので、旅行やおでかけなどの夏休みの計画も、例年通りとはいかないというご家庭が多いと思いますが、おはなしの中でなら平気です！想像力を味方に、たくさんでかけて、思いきり遊んでほしいです。
絵本「えんふねにのって」は、バスでもなく、自転車でもなく、船で、幼稚園に通う子どもたちのおはなし。途中、川の中にお魚を見つけたり、橋の上からかごいっぱいのトマトの差し入れが届いたり、楽しい通園です。最後はトラブルから、さらにドキドキワクワクの体験へ！子どもたちも、固唾をのんで見守りました。
川の恐ろしさが目立つこの頃だけに、この絵本の舞台となっている穏やかな川、その川と共にある人々の暮らしが、なお、心にしみた気がします。
読みきかせ教室　年中・年長担当
二宮美奈