読みきかせだより(年少) 49
2018年7月13日
(7/10、11、12活動記録より)
大雨が続いた先週末から一転、10日には四国地方も梅雨明けし、いよいよ本格的な夏がやって来ました。
読みきかせ教室でも、今週は夏らしい絵本を2冊、子どもたちと楽しみました。
最初の絵本「はっぱのなかでみいつけた」は、画面全体に描かれた緑のはっぱ、その中に見え隠れしている夏野菜たちが、次のページをめくると、本物のような美しい絵で登場します。「きゅうり大好き!おいしいよ」「中に種がいっぱいあるんよ」等々、自分の経験をもとに、子どもたちがお話してくれました。
絵本「あついあつい」は、海で気持ち良さそうに泳ぐ動物たちの場面で終わります。その余韻に浸りながら、♪「うみ」の歌を歌いました。「さあ、お船をこいで遠くへ行こう!みんなは、どこに行きたい?」と尋ねると、子どもたちからは、「フジに行きたい」「水族館行きたい」と、かなり現実的な答えが返ってきてました。南の島とか、ハワイを期待していた私にとっては、とても意外な答えだったのですが、子どもたちは、自分が言ったことのある場所の中での「遠く」をイメージしてくれたようです。
♪「うみ」を歌った後は、「おふねはぎっちらこ」でわらべ歌遊びをしました。子どもと向かい合って、船を漕ぐように、両手を持って引っ張りあいました。子どもたちは、少し照れ笑いしながら、楽しく取り組んでいました。
今週は、1学期最後の読みきかせ教室でした。絵本やお話を聞く集中力は、一人一人ついてきました。この調子で、2学期も取り組んでいきます。
読みきかせ教室 年少担当
永井直美 黒木裕恵