読みきかせだより(年少) 一年のまとめ
2018年3月12日
今年度の年少読みきかせ教室も、無事終了致しました。
子どもたちにとって、絵本は、この一年でより身近で大好きな存在になったようです。最近は、教室にやって来るや、「ねえ先生、今日絵本室行くん?」と必ず誰かが聞いてきます。「今日も行くよ!」と答えると、「やったー!」と、みんな大喜びです。絵本室では、お気に入りの絵本を見たり、図鑑に熱中したり、迷路やパズル、ミッケに挑戦したり…、飽きることなく楽しむ様子が見られました。
さて、教室の最終日は、仕掛け絵本、エプロンシアター、紙芝居など、盛りだくさんのプログラムとなりました。中でも紙芝居「くらべっこ」は、今の年少さんにぴったりのお話だったように思います。子どもたちが、大きくなったこと、できるようになったことを、自分でいくつも発見して、うれしくなる場面がたくさん描かれていました。
見終わった後、子どもたちからは、「もうすぐ、年中さんになるんよね」「ぼくも、もっと大きくなるよ!」と、進級への期待感あふれる声が聞かれました。一方で、「年中さんになっても、鬼くるんかなあ」と、来年の節分の心配をする子もいました。そんな純粋で想像力豊かな子どもたちを、たいへんほほえましく思います。これからも、素直な心で、絵本やお話の世界をのびのびと楽しんでほしいと願っています。
保護者の皆様には、いつも温かく見守っていただき本当にありがとうございました。
読みきかせ教室 年少担当
永井直美 黒木裕恵