こま回し
2015年1月19日
三学期に入り、園内でもお正月の遊びが始まりました。
子どもたちといっしょに遊んでいて感じるのは、こまを回せる子が年とともに減少していることです。私達、団塊の世代が子どもの頃は、近所の年上の子どもから手ほどきを受け、幼稚園の年長の年齢には、こまを回せるようになっていました。今現在、このような子どもを育てるコミュニティー(年上の子どもから年下の子どもに教える)が消滅した影響で、こま回しの文化が消滅しつつあるのかも知れません。
子どもたちの前でこまを回してみせると、器用な子どもは何回かすると「横投げ」で回すことはできるようになりますが、肩の上から投げ下ろす「男投げ」は中々難しいようです。
回せるまでの練習のいる外遊びから、衰退しているのではないでしょうか。時間をかけて体得する遊びの重要さも、教えていきたいと思います。