読み聞かせ教室だより 1
2013年1月30日
読み聞かせ教室の様子を、二宮先生の報告書をそのまま、掲載いたします。
毎年寒さが一番厳しくなる頃、鬼のおはなしをしています。タイミングは幼稚園で豆まきが行われる一週間前。まさにその週にしてしまうと、更につらくなってしまうこどもが中にはいると思うからです。迫力がありながら、ユニークな、魅力的な鬼のでてくるおはなし、絵にも文にも力のある作品を誠実に届けることで、こどもたちは少なからず心の準備をしてくれると感じています。
「まゆとおに」をきいているこどもたちは実に真剣でした。長さにして6分半、緊張感ある場面と、くすっと笑える場面を繰り返しながら、テンポよく進んでいく名作ですが、年中さんもこの長さによくついてこれていたと思います。年長さんは、絵本室で、この作品の姉妹作を見つけて、関連づけて楽しんでくれていたそうです。
節分にはかかせない豆の成長を、数え歌で紹介する絵本「まめのかぞえうた」。「いち、に・・・」とは違う「ひと~つ、ふた~つ・・」という数え方をまずはじめにみんなで唱えてから、ページをめっくっていきました。はじめの練習では「いつつ」のことを、「ごーつ」といっていた年中さんですが、絵本にあわせて言うときには上手に「いつつ」といえていました。