読みきかせだより(年中・年長)
2026年5月21日
(5/14、15活動記録より)
新緑も青空も清々しい5月。保育室の大きな窓を開けていると、ちゅんちゅんと、小さなお客さんがやってくることがあります。絵本「こすずめのぼうけん」で堀内誠一さんが描くすずめはかわいらしくも忠実な描写で、子どもたちは一目で、自分も知っているあの鳥だと分かります。そのこすずめが飛べるようになり、ひとりで広い世界へと大冒険。お母さんやお父さんと離れて園生活を頑張っている子どもたちは、このシチュエーションにも自然に共感するのでしょう、長いおはなしですがみんな終始シーンとして見入っていました。最後、お母さんすずめと会えて巣まで連れて帰ってもらえた時、自然と大きな息をはいている人がいて、微笑ましく思いました。
絵本「ちょっとだけまいご」は小さなふくろうが主人公。ふくろうもその他の動物たちもスタイリッシュに描かれていて、「こすずめのぼうけん」とは味わいがまったく異なる絵だなと思います。アイルランド出身クリス・ホートンさんの人気作、19の言語に翻訳されているそうで、国境を越えて愛される絵本となっています。日本語訳は木坂涼さん。おしゃれな絵にぴったりのことば、言い回しです。「ちょっとだけまいごになったことあるんよ」と教えてくれた男の子。お母さんふくろうとの感動の再会シーンで、その時の気持ちを思い出したようです。
読みきかせ教室 年中・年長担当 二宮美奈





















