読みきかせだより(年少)
2025年9月10日
(9/2、3活動報告より)
夏休み明けのプログラムは、手袋シアター、大型絵本、紙芝居など、いろいろな手法のお話で構成し、子どもたちがお話の世界へ入っていきやすい内容にしました。久しぶりの教室に、抵抗なく聞ける子ばかりでなく、中には少し緊張した面持ちの子もいましたが、プログラムが進むにつれて、気持ちもほぐれ笑顔が増えてきました。
大型絵本『なにをたべてきたの?』は、しろぶたくんが食べた果物が、次々と体に色として表れていくお話。りんごを食べたら、「えー!あかくなった!」と子どもたちから驚きと面白いといった反応がありました。その次は、レモン、メロン、ブドウと続きますが、すっぱい!甘い!など、しろぶたくんと一緒に味わうように、子どもたちの表情も変化していく様子が印象的でした。最後は、「せっけんを食べると、もっときれいになるかな?」しろぶたくんの問いかけに、(きれいになるかも)(たべられるのかな?)…と心の中でいろいろと考えながら、複雑な表情で見ていたように感じました。
紙芝居『アンパンマンとばいきんまん』では、お馴染み「アンパンマン」の登場に、子どもたちも大注目、お話の世界へと一気に入っていきました。「パン生地こねこね~♪」の手遊びやアンパンチ!で、子どもたちも大活躍。お話を一緒に盛り上げてくれました。
今週は、お名前よびをしたり、絵本室で絵本を一緒に読むなど、子どもたちとのふれあう時間を十分意識し取り組みました。一人一人の次回からのやる気につながっていくよう期待しています。
読みきかせ教室 年少担当
永井直美 黒木裕恵