読みきかせだより(年中・年長)
2024年11月20日
(11/13、14、15活動記録より)
11月も半ばですが、ひと月ほど前にもどったようなあたたかさでした。水曜木曜は秋晴れ、金曜も日中は雨になりませんでしたので、後半絵本室への行き帰りは運動場側のルートを通りました。ユニークな形の雲を見つけたり、園庭の木々が色づいていることに気づいたり・・・移動の間にも秋を感じることができました。
絵本「タンタンコロリン」は今が旬の柿の実が主人公。お山のてっぺんからの大冒険の様子を、躍動感あふれる絵と、リズミカルな言葉で綴っていきます。「♪タンタンコロリンタンコロリン・・・」というフレーズが随所に出てきますが、一緒に声に出してみたり、言葉のリズムにあわせて足を踏みならしてみたり、参加型で楽しみました。「もう1回!」の声もたくさんあがりましたし、おしまいのページに柿の実がたどった道のりの地図が載っていることを見つけ、ワークを早く仕上げて熱心に見返している人もいました。
紙芝居「かにむかし」は、「さるかにがっせん」としても知られている日本の昔話。少し長い脚本でしたが、みんな集中を切らさずよく見ていました。先週の、世界の昔話同様、スタンダードな作品がもつ魅力を強く感じました。
読みきかせ教室 年中・年長担当 二宮美奈