読みきかせだより(年少) 一学期のまとめ
2018年7月13日
先日、四国にも梅雨明けが発表され、いよいよ本格的な夏がやってきました。夏休みを前に、今学期の読みきかせ教室を無事終えることができ、ほっとしております。保護者の皆様には、ご協力感謝申し上げます。
初めの頃は、周りが気になったり、絵本への関心が薄かったりと、落ち着きがなかった年少さんたちですが、最近は、読みきかせが始まると、すっと集中できるようになり、聞いている時の表情や反応も、大変豊かで、この数ヶ月の間の、子どもたちの成長ぶりに驚くばかりです。
一学期の最終日には、パネルシアター「ふしぎなたまご」を楽しみました。たまごの色や形をヒントに、中に隠れているものを、みんなで当てる参加型のお話です。ひよこ、赤ちゃん、ワニ、りんご・・・、子どもたちから様々な答えが出ました。中には「きょうりゅうのひよこだと思う!」などという、ユニークな答えが出てきたり、次はどんな答えが飛び出すのか、ワクワクする時間を、みんなで過ごすことができました。
読みきかせの後は、お楽しみプログラム「ロケット作り」を行いました。発砲スチロールのロケットに、窓や模様を好きな色で自由に描きました。最初は、マジックの蓋が、なかなか開かなかったり、持ち方を間違えたり戸惑っていましたが、一旦描き始めると集中し、一気に仕上げていました。完成したかっこいいロケットを、自分で発射台に取り付け、全員で 5、4、3、2、1 で、一斉に飛ばしました。子どもたちの、はつらつとした元気な声とともに、ロケットがいっせいにポーン!と発射されました。
二学期も、パネルシアターや工作等、子どもたちが主体となれるプログラムを織りまぜながら、お話がしっかりと聞くことができるよう、精一杯取り組んで参ります。
読みきかせ教室 年少担当
永井直美 黒木裕恵